日経ビジネスAssocie 2011年 9/20号、「元気になる技術」のキーワードに惹かれて購入。
その中の、「認知療法を使って悩みと向き合う、悩みのパターンを知りマイナス思考から脱却!」という特集ページのバーンズの「認知のゆがみ」が気になったのでメモ。
セルフチェックで不安を分析、自分の偏った思考を正すキッカケにする。
■バーンズの「認知のゆがみ」
- 全か無か思考
物事に極端に白黒つけたがり、オール・オア・ナッシング、○×思考で考えること。- 一般化のしすぎ
何か悪いことが起こった時に、それがまた起こるに違いないと一般化して捉えてしまうこと。- 心のフィルター
考えることがネガティブなことばかりで、「マイナス」のフィルターを通して物事を見ていくこと。- マイナス化思考
良いことや何でもないことを、悪いことにすり替えてしまうこと。- 結論の飛躍
事実とは違うのに、悲観的な結論に飛躍してしまうこと。A「心の読みすぎ」とB「先読みの誤り」の2つ。- 拡大解釈と過小評価
悪い面ばかりを大きく捉え、良い面をあまり評価しないこと。- 感情的決めつけ
自分の感情を事実を証明する証拠として考えてしまうこと。- すべき思考
「〜しなければならない」「〜すべきである」と考えて、自分を追い込んでしまうこと。- レッテル貼り
根拠もないのに、自分にネガティブなレッテルを張りつけてしまうこと。- 個人化
良くない出来事を理由もなく自分のせいにしてしまうこと。
気持ちや考えの"偏り"を見つける
1.自分の気持ちや考えを書き出して明確化する
2.その気持ちや考えに偏りがないかを確認する
3.もっと現実的、合理的な考えがないか検討する
頭に浮かんだネガティブな気持ちや考えを書き、それがバーンズの「認知のゆがみ」のどのパターンに当てはまるか確認する。そのうえで、合理的な考えを再検討する。これにより、自分を卑下してしまいがちなシーンで、自分の考えを建設的な方向へ立て直すことができる。
日経ビジネス Associe (アソシエ) 2011年 9/20号 [雑誌]
- 出版社/メーカー: 日経BPマーケティング
- 発売日: 2011/09/06
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