複数の著者によって構成されている本。
■目次
Lecture1 「自分を変えられる」人は強い
・茂木健一郎 [脳科学者]
Lecture2 「こだわらない」と結果がでる
・箭内道彦 [クリエイティブ・ディレクター]
Lecture3 「頭がいい人」の考え方とは?
・細谷功 [ビジネスコンサルタント]
・内田和成 [早稲田大学ビジネススクール教授]
Lecture4 「脳が冴える」生活リズム
・築山節 [脳神経外科]
Lecture5 「その他大勢」から抜け出す思考術
・丹羽宇一郎 [中国大使]
・藤巻幸夫 [藤巻兄弟社代表取締役社長]
・小山龍介 [新規事業プロデューサー]
Lecture6 「強い心」を手に入れる
・香山リカ [精神科医]
■抜粋メモ
「思い出そう」としているとき、アイデアを出すときと非常に近いことを脳はやっているのです。だから、記憶力は発想力をよくしようと思ったら、これからは、思い出すことを諦めてはいけません。
ひらめくためには「あなたが飛び立つ場所」が必要!
安全基地(セキュア・ベース)があるからチャレンジできる
問題解決する人は「行動し」「気づき」「受け入れている」
脳は休まなければいけない!
気づいてあげてください!疲労感は、脳の健康にとって重要な"シグナル"なのです。
いちばん問題となるのは「疲労感なき疲労」です。軽い疲労感を無視することで、より重い疲労状態になってしまい、過労死につながる人が近年増えています。
脳は、疲れてくると、自ら活動水準を下げます。眠気やだるさ、集中力の低下、身体の違和感として「疲労感」をアピールし、休息を要求するようにできています。神経の活動と脳の血液には比例関係がありますから、体を動かせば脳には血液が巡りやすくなるのです。
歩くという行動は、「目」や「耳」を使うので、脳のいろいろな部位を働かせます。
「目を動かす」という行為は、「注意」という機能が働きますので、会社で座って仕事をするときも、たまには遠くを眺めたり、外を見ると、仕事中は狭くなりがちな「注意」機能を広げることになり、いい刺激となってリフレッシュすることができます。一流のものを「見続ける」ことで、センスは磨かれます。
ちょっとした「自分ルール」を設定するだけで365日仕事の生産性が上がる
「2週間、辛かったらウツ」が判断基準
各章(著者別)の最後に書かれているまとめページをいつでも見直せる様にしたい。