なまけもの日記

人生のメモ帳

博士前期課程の修了

更新頻度を上げたいと前回書きつつ,結局1ヶ月間放置してました.さらに下書き状態で放置してしまったので更新.



先月の話ですが,大学院博士前期課程における2年間の研究,その集大成である修士論文発表会が終了しました.私は博士後期課程に進学するため,今回の修士論文発表会は通過点という位置付けであり,次の学会発表が目前に迫っていたことも重なり,修士論文発表会が終わっても終わったという実感を得ることができませんでした.また,その後も毎日何かしらの打合せや研究室会議,発表があったため,目まぐるしく日々を過ごしています.

研究では,博士後期課程に進学するため幅広いことに携わらせて頂き,今まで得ることのできなかった多くのことを経験させて頂いています.研究だけでなく開発もできる今の研究室の環境は素晴らしく,教授の指導の元で研究できていることやプロジェクトに所属できたことに深く感謝しており,研究室の中に居る状態では気が付かないことも,企業の人と話すことで改めて研究室や所属プロジェクトの規模の大きさを実感しております.しかし,研究室に依存するのではなく,研究を通すことでひとりの研究者,技術者,人間としての力を高め,その専門分野しか知らない視野の狭い人間にならないよう,広く浅く知識や好奇心のアンテナを広げ,局所的に深い専門性を取得し,もっと見聞を広めて幅広く対応できる人間になりたいと考えています.

正直,今後のことで悩むことが多々ありますが,後で振り返ったときにそんな小さなことで悩んでいたんだなぁと思えるような人生を歩んで生きたいと考えています.確実に言えることは,なんだかんだで子どもの頃に抱いていた夢に近付いているため,不安も大きいですが楽しみです.



適当に駄文を書いてしまいましたが,大学院博士前期課程を修了する今を人生の一区切りとし,思いを新たにして生きていきます.関係者の皆様,今後ともよろしくお願い致します.