Apple Watchの心電図アプリ
今まで日本では利用できなかったApple Watchの心電図機能,その機能がやっと解禁されたので,早速iPhoneとApple WatchをiOS14.4とWatchOS7.3にアップデートして心電図アプリを利用してみました.測定データはiOSのヘルスケアアプリに記録されます.
iPhoneで体温の記録データ管理
コロナ禍のご時世ですので毎日体温を測定しています.しかしながら,いつも平熱のため特に記録を取っていませんでした.自分がコロナに感染してなくても濃厚接触者等に該当した場合,自己健康管理表に体温や症状の記録を付けて職場に提出する必要があります.何も自覚症状がない状態で自己健康管理表に毎日記録するのは大変面倒なため,iPhoneのヘルスケアアプリに体温を記録していくことにしました.
毎回iPhoneのヘルスケアアプリを開いて体温データを入力する箇所まで進んで数値を入力するのはちょっと面倒です.面倒だと三日坊主で終わりそうなので,可能な限り仕組み化して楽したい.そのため,iPhone(iOS)のヘルスケアアプリにショートカット機能で記録できるようにしてみました.ショートカットをホーム画面に追加しておくことで,ホーム画面から2回タップで入力が完了します.
ヘルスケアアプリに体温データを記録するショートカット
新規ショートカットに「体温の記録」という名前を付け,「アクションを追加」にて下記のアクションを追加して設定.
- 「リスト」:毎回iPhoneのキーボードから数値を入力するのが面倒なため,体温の数値をあらかじめリストアップ.
- 「リストから選択」:上記のリストに接続することで,選択したリストのテキストデータを取得.
- 「入力から数値を取得」:上記の選択したテキストデータを数値データに変換.テキストデータのままだとヘルスケアにデータを渡した際に小数点以下が消えたため数値データに変換.
- 「ヘルスケア」:種類を体温,値を数値,日付を現在の日付に設定.
- 「ショートカットを終了」:起動したショートカットの完了.
ショートカットの作成が終わったらホーム画面に追加して設定完了です.
ショートカットの実行
- ホーム画面に追加した「体温の記録」をタップ
- 数値リストから該当する体温データをタップ
- 完了
データの一元管理
現状のデータ管理.ヘルスケアはWithingsのHealth Mateアプリとも自動同期設定.
- 体重:Withings → ヘルスケア
- 体脂肪:Withings → ヘルスケア
- 脈拍:Apple Watch → ヘルスケア
- 血圧:ヘルスケア(手入力)
- 血糖:ヘルスケア(手入力)
- 心電図:Apple Watch → ヘルスケア
- 心肺機能(最大酸素摂取量):Apple Watch → ヘルスケア
- 歩数:Apple Watch → ヘルスケア
- 運動記録:ヘルスケア(手入力)
- 消費カロリー:Apple Watch → ヘルスケア
- 摂取カロリー:あすけん(手入力) → ヘルスケア
- 睡眠:Apple Watch → ヘルスケア