- 作者: 宮野公樹
- 出版社/メーカー: 化学同人
- 発売日: 2011/11/30
- メディア: 単行本
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とあるワークショップのポスターセッションに参加するため，研究ポスターを作成することになりました．研究ポスターは通常の学会での発表資料と異なり，1枚（2枚）のポスターで研究成果を展示し，参加者にポスターの前に立ち止まって説明を聞いてもらうため，自分の研究に興味を持ってもらえるようなポスターにする必要がある．
そこで，参考のために教授からお借りした書籍．
デザイン系の参考書籍は当然デザイン重視の書籍が多い中，この本は対象が学生や研究者であり，ポスターセッションにてその説明をする事も考慮したポスターのデザイン術が紹介されている．いくつかのポスターを例に挙げ，修正前，修正途中，完成系と，どの部分に問題があり，どう構成を作り替えるとポスターとして改善されるのかを論理的な説明と共にデザインの改善案とその効果が述べられている．そのため，研究発表のスライド資料とは違った表現方法，いかに人の目に止まりやすく，軽く目を流しただけで内容に興味を持ってもらえるか，これらを重視したポスターのデザイン術を学べる．
